水中に種バス植え付け 行方のレンコン畑

茨城新聞
2020年4月17日

 霞ケ浦、北浦周辺で盛んなレンコンの栽培。行方市繁昌のレンコン田では、岡里亮さん(46)が種バスの植え付けに追われている。

今年の植え付けが始まったのは3月下旬。昨年、台風15号の被害でレンコンの収量が減ったため、例年よりも時期が早まった。岡里さんのレンコン田では「幸祝」「金澄20号」など4種類を栽培する予定で、水深や日当たりなどに応じ、植える種類や間隔などを変えるという。岡里さんは、種バスを積んだ田舟を引いてレンコン田に入ると、慣れた手つきで種バスを水中に沈めていた。

植え付けは約20日間続き、収穫は9月ごろになる予定。岡里さんは「レンコンはどんな料理にも合い、健康にも良い。ぜひ召し上がっていただきたい」と話した。

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