太田、桐生両市にまたがる八王子丘陵を駆け抜けるトレイルラン　6月開催へ参加者募集

　群馬県の太田、桐生両市にまたがる八王子丘陵を舞台とした「2021上州八王子丘陵ファントレイル in OTA」（同実行委員会主催、太田市、太田青年会議所、上毛新聞社共催）が6月20日、太田市上強戸町の八王子山公園を発着点に開かれる。

　大会プロデューサーを務めるプロトレイルランナー、鏑木毅さん（52）＝桐生市出身＝が15日、県庁で会見し、「新型コロナの影響で止まっていたスポーツを動かしていきたい。ビギナーでも参加しやすく、自然を楽しめる大会なので、多くの方に参加してほしい」とPRした。

　大会は6回目。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった。種目は高校生以上のロングの部（24キロ、定員500人）、中学生以上のハーフの部（11キロ、同400人）、小学生以上の親子ペアの部（3.1キロ、同50組）の3種目。

　今回から各種目で年齢別にエントリーできるよう変更し、ペアの部は親子のペアに限定する。ロング、ハーフの男女1～6位と、各年齢別エントリーの1～3位を表彰する。

　参加者は健康チェックシートで体調報告を行うほか、例年各給水ポイントで配布する地域の名産品を個包装されているものに限定するなど、新型コロナ対策を講じて実施する。

　参加費はロング6500円、ハーフと親子ペアは4500円。ランネット（http://runnet.jp/trial/）で5月21日までに申し込む。大会運営のボランティアスタッフ50人も募集している。問い合わせは同実行委員会（電話0276-48-1103）へ。