フキノトウ、春の息吹 かすみがうら
茨城新聞
2021年2月11日
春の訪れを告げる山菜、フキノトウが姿を見せ始めている。黄緑色のつぼみが硬い土を押しのけるように顔を出し、早春の日差しをいっぱいに浴びて成長している。
かすみがうら市坂の介護支援専門員(ケアマネジャー)、福原孝子さん(69)方では今季、昨年より約1週間遅い先月下旬から芽吹き始めた。自宅兼事業所の北側で、日当たりの良い斜面に群生。青々とした独特の香りがほのかに漂うフキノトウを、福原さんは包丁で丁寧に摘み取っていった。
収穫したフキノトウは、介護保険サービスの利用者や友人に届けるという。福原さんは「寒い冬を乗り越えたフキノトウを届け、春の訪れを共有したい」と笑顔で話した。
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