ハナモモ 出荷ピーク 常陸大宮

茨城新聞
2016年2月24日

桃の節句(3月3日)を控え、常陸大宮市で、つぼみが膨らみ始めたハナモモの出荷が最盛期を迎えている。

同市小野のJA常陸大宮地区枝物部会が所有する温室では23日、生産者らが6、7本を1束にした長さ80センチの枝木を箱詰めする作業に追われた。赤や桃、薄桃、紅白の4品種で約1万4000束が東京を中心とした市場に出荷された。

同地区の「奥久慈の花桃」は温室で約1週間育成させるなど栽培管理を徹底。ボリュームある枝と充実した花芽で石川幸太郎部会長は「市場で高品質の評価を受けている」と話す。年々出荷量は増え、今年は3月1日まで9万1650束の出荷を予定している。

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