SNSで見頃の花発信 休園中のとちぎ花センター
下野新聞
2021年1月27日
【栃木】新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を踏まえ2月8日まで休園中のとちぎ花センター(岩舟町下津原)は、休園中に見頃を迎えた園内の花を紹介する画像などを会員制交流サイト(SNS)にアップしている。
「少しでも癒やされてほしい」と、写真共有アプリ「インスタグラム」、ツイッター、フェイスブックの三つのSNSアカウントで園内の情報を発信。休園となった14日から通常の投稿を含めて計30回投稿し、ラン科のシュスランやヒガンバナ科のユーチャリスなどを紹介した。
冬でも室温16度以上が保たれる温室内では現在、熱帯地域で育つドンベアやアロエなど約30種の花が咲く。「誰にも見てもらえないのは悲しい」と動画の撮影方法にも工夫を凝らした。
昨年4~5月の緊急事態宣言期間中は、ヒスイカズラの散った花びらを使ったアートを投稿した。主にフェイスブックを更新している同センタースタッフの永島安紀(ながしまあき)さん(49)は「例年、見頃は3月下旬から。今年こそヒスイカズラの花を見てほしい」と再開園に向け準備を進めている。
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