朝露に色鮮やか 宇都宮 ニッコウキスゲ自生

下野新聞
2020年5月25日

 宇都宮市上欠町の「うつのみや遺跡の広場」でニッコウキスゲがひっそり咲いている。

 花は縄文時代の集落跡「根古谷(ねごや)台遺跡」を整備した広場の西側斜面の雑木林周辺に約1万株が自生する。23日は、朝露でしっとりとした林の中で、ニッコウキスゲが鮮やかな山吹色の花を咲かせていた。

 夫婦で散歩に訪れた宇都宮市緑3丁目、冨田静子(とみたしずこ)さん(69)は「新型コロナウイルスの感染拡大で遠出はできないですが、きれいな花が身近にあるとほっとします」と話していた。

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