県産最高級、老舗の技で とちぎ和牛のサーロインステーキ ステーキハウスみはし 日光

下野新聞
2021年1月14日

 とろけるように柔らかな牛肉は数回かむだけで歯応えが消え、最高級の県産牛のうま味が口の中にあふれる。

 みはしは丑(うし)年の1973年、日光初のビフテキ専門店としてオープンした。世界遺産「日光の社寺」エリアの西洋料理店「明治の館」などを経営する日光総業(日光市山内)が最初に手掛けた店だ。

 扱う牛肉は県産銘柄牛の「とちぎ和牛」(A4~5等級)と「とちぎ霧降高原牛」(A3等級)。岡田和也(おかだかずや)支配人(41)は「とちぎ和牛は脂に甘みがあり、サラッとしているので胃もたれせず食べられる」と説明。桜井正人(さくらいまさと)料理長(48)も「栃木の牛肉の素晴らしさを地元の人にもっと知ってほしい」と話す。

 相性抜群の手作りソースは、しょうゆベースにタマネギやニンニクなどを2週間漬け込んだ創業から変わらない味。岡田支配人は「家族3世代でお越しいただくこともある。記念日などいろんなシチュエーションで栃木の牛肉を味わってほしい」と話している。

 【メモ】8800円(200グラム)から。日光市上鉢石町1115。午前11時半~午後7時半。木曜定休。(問)0288・54・3429。

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