新名物にみそだれラスク 沼田のパティスリーシャンティーが1月2日から販売

上毛新聞
2020年12月31日

 群馬県沼田市東原新町の洋菓子店「パティスリー シャンティー」(本山佳宏社長)は、沼田の郷土食「みそまんじゅう」のみそだれを使ったラスクを開発、来年1月2日から販売する。みそまんじゅうやみそパンなど沼田名物が浸透する中、本山社長は「みそスイーツを新たな名物として売り出したい」としている。

 1825(文政8)年創業の東見屋まんじゅう店(同市下之町)と連携した。同店のみそだれはバランス良く配合された甘みと塩味が、まんじゅうの風味を引き立たせる。控えめな甘さはラスクとも相性が良く、黒めの濃い色も食欲をそそる。

 本山社長は「手を汚さず食べることができ、日持ちするのがラスクの強み。沼田らしさを味わってほしい」と話している。

 10枚入り1200円(税抜き)。簡易袋入りは10枚850円(同)。問い合わせはシャンティー(電話0278-24-5679)へ。