地元産紅はるかで甘~い「つぼ焼きいも」 道の駅おおたで販売

上毛新聞
2020年12月25日

 群馬県太田市粕川町の道の駅おおた(荻野武駅長)は、地元産のサツマイモ「紅はるか」を使った「つぼ焼きいも」の販売を始めた。初めての試みで地産地消を図るとともに、冬場の新たな誘客創出を目的に来年3月末ごろまで提供する。

 紅はるかは、加熱するとしっとりとした食感になり、非常に甘いという。市が、この取り組みを応援するため徳島県鳴門市の大谷焼の焼き芋用大型つぼ2基を貸し出した。

 イモは、つぼの中で3~4時間ほどじっくりと焼き上げる。一度に25本程度焼くことができ、当面、つぼ1基を使って午前中に焼いて昼ごろから販売する。売れ行きによって午後も対応する。通常サイズで1本300円。

 広報担当の秋山摩実さんは「つぼ焼きいもはブームで、太田の名物になることを目指している。一度食べて甘さを実感してほしい」と話している。