かやぶきと白い花競演 ハンカチノキ満開 大田原・大雄寺

下野新聞
2020年5月12日

 【大田原】国指定重要文化財(重文)となっている黒羽田町の大雄寺(だいおうじ)で、境内のハンカチノキが満開となった。約20年ぶりにふき替えられた本堂のかやぶき屋根と、白い花が競演している。

 参道沿いのシャガや境内のボタンも見頃となっているものの、新型コロナウイルス感染防止のため、この時季に毎年開催していた座禅体験やミニコンサートなどのイベント「花と禅」は中止とした。

 倉澤良裕(くらさわりょうゆう)住職(69)は「堂内の拝観はやめているが、お参りできるよう門は開けております」と話している。

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