寺栃木歴史秋村民の心意気170人魅了、寺で檜枝岐歌舞伎公演下野新聞2015年9月15日 【大田原】県内では36年ぶりとなる福島県檜枝岐村の伝統芸能「檜枝岐歌舞伎」公演が13日、山の手2丁目の龍泉寺本堂で行われた。定員を上回る約170人が、村民の心意気で270年以上続けられている舞台に魅了されていた。 本尊などを幕で隠した内陣で、源平の争いが題材の「一之谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)~須磨浦の段」を上演した。臨場感あふれる語りを挟みながら、4人の役者が熱演。熊谷次郎直実(くまがいじろうなおざね)が、ためらった末、自分の子と同じ年頃の平敦盛(たいらのあつもり)を討つ場面では、観客が息をのんで見入った。関連ニュース 偉大な国師しのぶ 雲巌寺で700年忌法要 大田原 花嫁姿で薬師参り、地域にお披露目 那須塩原・薬王寺 願い事秘め500人が「火渡り」 大田原の遍照院 勝道上人像、半世紀ぶり市内を回る 日光山輪王寺が御練供養 700人が堪能 幽玄の世界 足利 鑁阿寺で薪能 明治期の木造地蔵45体、11月に初公開 葛飾北斎も描いた浄因寺 足利 加藤登紀子さん足利で熱唱 相田みつをとの約束実る 小中学生が孔子たたえる 足利学校でこども釋奠 地図を開く 近くのニュース