招福 だるまに託して 宇都宮中心部 恒例の初市にぎわう

下野新聞
2020年1月14日

 新春恒例の初市が11日、宇都宮市中心部の上河原通りで開かれ、福を願って縁起物を求める大勢の人でにぎわった。

 大通り1丁目の足利銀行宇都宮中央支店前交差点から今泉1丁目の旧篠原家住宅前交差点までの約400メートルは歩行者天国になり、数多くの露店が軒を連ねた。

 だるまや熊手などが売られ、売り手は「いらっしゃい」「値段は勉強しますよ」と威勢のよい声を上げた。「無病息災」や「合格」といった願い事をだるまに金文字で書き込んでもらったり、売り手に手締めをしてもらったりする人もいた。

 だるまを買った鹿沼市茂呂、会社役員中村幸男(なかむらゆきお)さん(62)は「商売繁盛も大事だが、まずは従業員みんなの健康や家内安全が一番です」と話した。

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