冬枯れの山肌 金色に 茂木・城山公園 ロウバイ見頃

下野新聞
2020年1月14日

 【茂木】小井戸の城山公園でロウバイが早くも見頃を迎え、冬枯れの山肌を彩っている。

 同公園山頂直下の市街地を見下ろす斜面には、約70本のロウバイが植えられている。昨年12月下旬ごろ開花して既に六~七分咲き。穏やかな好天となった10日は、透き通るような花びらが朝から陽光をたっぷり浴びて金色に輝き、辺りに魅惑的な芳香を放っている。

 「ここ7、8年毎年楽しみに来ている」という宇都宮市道場宿町、田中正夫(たなかまさお)さん(73)、和子(かずこ)さん(73)夫婦は「今日は青い空に映えて一段ときれい」と感嘆の声を上げていた。

 町商工観光課観光係は「近年開花が早まる傾向にある。2月上旬ごろまで楽しめる」としている。

 (問)同係0285・63・5644。

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