ハラダ「グーテ・デ・ロワ」20周年記念の包装に現代アート

上毛新聞
2020年1月11日

 原田・ガトーフェスタハラダ(高崎市新町、原田義人社長)が手掛ける人気菓子「グーテ・デ・ロワ」が今月、発売20周年を迎えた。記念企画として、現代アーティストの絵画作品を個包装袋に印刷した新商品を11日に発売する。柄は約3000種類あり、周年を華やかに彩る。

 商品名は「グーテ・デ・ロワ20周年記念アートパッケージ」。抽象画の3作品を拡大、縮小、トリミングして袋に印刷した。色彩や質感など、絵画を鑑賞してもらえるように細部までこだわったという。印刷は凸版印刷(東京都)が担当。

 原田の本社ギャラリーで展覧会を開いたことのある3人を登用した。採用作品は、大庭大介さんの「M」、鬼頭健吾さんの「cartwheel galaxy」、小金沢健人さんの「追跡のドローイング#1」。

 原田節子専務は「グーテ・デ・ロワは会社の成長そのもの。記念商品を含め、新たな感動を創出し続けたい」と話している。

 価格は中缶(26袋入り)2160円、簡易大袋(13袋入り)972円、簡易小袋(8袋入り)627円。県内6店を含む全国27店舗と通信販売で取り扱い、3月下旬までの販売を予定している。