《茨めん》チャーシューメン(正油) 自家製麺 名無し(つくば市)

茨城新聞
2019年7月7日

卵を使っていないという薄いクリーム色の麺は自家製で、機械打ちして包丁で切り、1玉ずつ手もみする。「スープが絡みやすく、口に入れたときに感触が良くなるように手もみしている」とスタッフの野口理恵さん。ラーメンはしょうゆ(正油)、塩、みそ味があり、そのベースとなるスープは鶏ガラと豚のげんこつ。しょうゆ味はさらに、干しシイタケやコンブでだしを取る。チャーシューは国産豚肉の肩ロースを使い、4、5時間かけて作る。

店は筑波山に近い田園風景に位置する。派手な看板はなく質実な店構え。内装も同様だ。店主の会田好信さんを中心に同じ会社の仲間3人が2010年オープンした。野口さんも立ち上げに関わった一人。「あっさり、シンプルで食べやすく」が店のコンセプト。小さな子どもから年配の方まで幅広い世代に愛される。休みの日は家族連れでにぎわうという。

店内には「麺以外も結構手作りです」の張り紙。ギョーザやもつ煮、メンマ、ラー油も手作りする。皮から作るギョーザは焼きギョーザ、水ギョーザ、スープギョーザがある。水ギョーザはラーメンのトッピングとしても人気。みそ味のもつ煮は何回も下ゆでして臭みを取り、軟らかく煮込む。トウガラシ入りの辛いもつ煮もある。

つくば市北条4093
定休は木曜、水曜は昼のみ営業
営業時間は午前11時~午後2時10分(オーダーストップ)、午後5時半~8時10分(同)、材料がなくなり次第終了
(電)029(867)5152

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