《茨ぱん》つくばブレッド パン・ド・メグモリ(つくば市)

茨城新聞
2019年12月15日

つくば市の「パン・ド・メグモリ」は国産小麦と天然酵母でパン作りをする。マーガリンとショートニングは使わないという。店主の武井孝雄さんがパン、妻のめぐみさんが焼き菓子を担当する。「つくばブレッド」の材料は全粒粉100%とミネラルが豊富な天然の海塩、自家製天然酵母だけ。無農薬の小麦を石臼でひいた全粒粉は近くの農家から毎週仕入れる。「全粒粉は米でいえば玄米のようなもの。しっとりもっちりで栄養価も高い」とめぐみさん。食べ方はハムやチーズなどを挟んだサンドイッチがお薦め。あんパンやシナモンロールなども、油脂や砂糖を入れないつくばブレッドと同じ生地を使う。

ケーキ職人だった孝雄さんは焼きたてのパンが食べられるカフェをめぐみさんと開きたいとパン店で修業したところ、パン作りの奥深さに魅せられ、2018年店を開いた。ハード系に力を入れているという。

「ルヴァン・オリーヴナッツ」はクルミと黒オリーブ、バジルやフェンネルなど7種類のハーブが入る。甘酸っぱい味にスパイスを利かせた「いちごandいちごチョコのカンパーニュ」は冬季限定。バゲットは「ぼこぼこした気泡がおいしさの印」とめぐみさん。

つくば市牧園1の9
定休は火・水
営業時間は午前8時-売り切れ次第終了
(電)029(895)7759

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