初夏の宝石 つややか 鹿沼 サクランボ収穫始まる

下野新聞
2019年5月21日

 鹿沼市上日向の農園「鹿沼ひざつきフルーツプラザ」で20日、初夏の甘い味覚サクランボの収穫が始まった。わせ種を中心に真っ赤に色づいており、22日から店頭販売する。

 同農園には現在、13品種、約400本が栽培されている。このうちハウス内で大型プランターに植えた「ボックス栽培」の「紅さやか」「香夏錦」など4品種150本が収穫期に。赤く染まった小さなつやのある実が大小の枝にかわいらしくぶら下がっている。

 近所の人の手も借りて収穫している渡辺利夫(わたなべとしお)代表(73)は「県内では一番早い直売だと思う。糖度も22~25度あり、十分甘い。お客さんのおいしいという声を早く聞きたい」と話す。

 シーズン初めは250グラム入りパックが、ボックス栽培もので2500円(税込み)。サクランボ狩りは6月9日から