《キラメシ》きつね(桐生市天神町)いなり、のり巻き多彩に
上毛新聞
2019年8月3日
昨年4月にオープンしたいなりずしとのり巻きの専門店。日本の伝統的な味を大切にしながら、大葉やゆず胡椒(こしょう)入りのいなりずしやツナマヨの細巻きなど常時10種類以上のメニューを提供。若者も多く訪れる。
創業約100年の老舗「みどり寿司(ずし)」(桐生市本町)で10年以上、いなりずしとのり巻きを作ってきた大沢信平さん(44)と妻の亮子さん(44)が、念願の店を構えた。
国産米の酢飯に大葉とゴマをまぜ込み、市内の「とうふ工房味華」が製造した油揚げで包んだ大葉いなり(100円)がお薦め。カレーコーンやベーコンなど2カ月ごとに替わる限定いなりずしも好評だ。細巻き(150円)は定番の国産かんぴょう、梅田産キュウリを使用したかっぱのほか、ツナマヨ、めんたいこなど子どもに人気のメニューもそろえる。
信平さんは「日本の食文化を若い人たちに伝え、地域のおなじみの店になりたい」と力を込める。
《写真》大葉いなり(左)と梅かっぱ、かんぴょう、めんたいこの細巻き
【メモ】
▽9時半~18時半
▽水曜定休
▽☎0277-47-7207