春メロン、今年も甘~い 鉾田で収穫始まる

茨城新聞
2019年4月2日

鉾田市で春メロンの収穫が始まった。今年は収穫直前の天候の寒暖差が大きく、糖度が増して上々の出来という。

同市鹿田、野原隆さん(66)方ではオトメメロンを収穫。同市造谷の青果物管理センターで糖度を確認し、県内の市場に出荷される。

野原さんは、栽培用ビニールハウス(約120アール)で、オトメ、アンデス、アールスの3品種を栽培。「今年は味が乗っている。早いものは小ぶりだが、4月後半になれば大玉が出てくるだろう」と笑顔を見せた。

同市のJA茨城旭村(皆藤茂次郎組合長)によると、メロン部会は157人。春メロンはオトメのほか、主力のクインシーとアンデスなどがあり、全体の作付面積は約132ヘクタール。収穫は7月上旬まで続き、今年は計約100万ケースの出荷を見込む。出荷のピークは5月下旬~6月上旬ごろという。

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