中禅寺湖で岸釣り解禁 日光 県内外600人 早朝から満喫

下野新聞
2019年4月2日

 【日光】「マス釣りの聖地」と呼ばれる奥日光の中禅寺湖で1日、岸釣りが解禁された。中禅寺湖漁協によると、解禁時刻の午前5時の同漁協事務所の気温は氷点下3度。小雪が舞う寒さの中、県内外の愛好家約600人が早朝から釣り糸を垂らした。

 前泊し、初めて解禁日に訪れたという横浜市都筑区川和台1丁目、自営業手塚裕(てづかゆたか)さん(59)は「幸先よく釣れて聖地らしさを実感している。朝日もきれいで楽しめています」と話した。

 同湖では東京電力福島第1原発事故の影響で、ワカサギとヒメマスを除き、釣った魚を戻す「キャッチアンドリリース」が義務付けられている。