燦爛純米吟醸」最高金賞 ワイングラスでおいしい日本酒 県産酒米・夢ささら使用

下野新聞
2019年3月14日

 本県オリジナル酒造好適米(酒米)「夢ささら」で醸した外池酒造店(益子町)の「燦爛(さんらん) 純米吟醸」が、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2019」のプレミアム純米部門で最高金賞に選ばれた。

 「夢ささら」は県と県酒造組合が13年かけ、吟醸タイプ向けに開発した。今季初めて県内27蔵が純米吟醸を醸造し、7日にお披露目されたばかり。夢ささらの酒がコンテストで最高賞に輝くのは初めて。「山田錦」など高級酒醸造に定評のある酒米に肩を並べ、高い評価を得たと言えそうだ。

 このコンテストはワイングラスで日本酒を味わうことで、新たな日本酒の魅力や発見、楽しさを伝えようと行われており、今年で9年目。1・8リットル2600円以上の純米酒で競う同部門には、239点が出品され、14点が最高金賞に選ばれた。