地元産酒米の純米酒は「うまかんべ」 日光の酒蔵 出荷作業開始

下野新聞
2016年10月6日

 【日光】市内産酒米「とちぎ酒14」を100%使い、地元で醸成された純米酒「日光産米うまかんべ」の瓶詰め作業が4、5の両日、今市の渡辺佐平商店で行われた。上都賀小売酒販協同組合に加盟する市内約12店舗の酒店で、10日から期間限定で販売を開始する。

 地域に根差した商品を提供しようと、同組合が10年前から生産。今年の出来はほど良い酸味と香りが特徴で、やや辛口で甘みを含む喉越しの良い仕上がりになったという。同店の渡辺康浩(わたなべやすひろ)社長(46)は「ぬる燗(かん)や冷やなどあらゆる飲み方で、季節の鍋料理などと一緒に味わってほしい」と話している。

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