しらす丼「おいしい」 大洗で祭り、海の幸販売

茨城新聞
2016年9月26日

春と秋に旬を迎える大洗町特産のシラスを味わえる「大洗しらす祭り」(町主催)が25日、同町磯浜町の大洗漁港魚市場で開かれた。釜揚げしらす丼やホッキ貝が販売され、旬の味を求めて県内外から約1万人(主催者発表)が訪れた。

大洗特産のシラスなどの海の幸をPRしようと町が毎年実施。今回は地元企業など20店が出店した。

町漁協が取れたてのシラスを使った「生しらす丼」を販売する予定だったが、天候不順などの影響によりシラスが取れず、「釜揚げしらす丼」(500円)に変更して販売した。

釜揚げしらす丼を販売した町漁協と地元企業のテント前には長い列が形成された。横浜市から家族4人で訪れた小学5年の岩下陸拓(りく)さん(10)は「ふわふわしておいしかった」と笑顔を見せた。

このほか5個入りのホッキ貝(500円)や、4個入りのハマグリ(千円)なども販売され、人気を集めた。

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