ヒガンバナ一面 遊歩道染め上げ 茂木で見頃
下野新聞
2022年9月22日
台風14号が去り秋の空気が入った茂木町の城山公園で、ヒガンバナが見頃を迎えている。
全体が中世の山城・茂木城跡の同公園では、約4ヘクタールの斜面を約55万本が真っ赤に咲き染める。21日は八分咲きとなり、絶好の散策日和となった。台風の強風で花の倒伏が心配されたが被害はわずかで、例年通りの見事な景観を楽しめる。
友人の誘いで初めて訪れたという那須塩原市笹沼、パート従業員大平文恵(おおひらふみえ)さん(67)は「斜面にこれだけ咲かせるのは大変。花がすごく映えて見事です」と感激した様子で話した。
今年は町が遊歩道を一部新設し、園内を車両通行止めにして有料シャトルバスを運行。25日まで「彼岸花ウィーク」を開催している。