色とりどり華麗な競演 茂木でダリアが最盛期

下野新聞
2022年10月3日

茂木町烏生田(うごうだ)の「もてぎの森ダリア園」のダリアが最盛期を迎え、連日多くの観光客が訪れて色とりどりの華麗な花をめでている。

ダリア栽培に情熱を傾ける芳賀町、会社員長谷川亮(はせがわまこと)さん(56)が、4千平方メートルの休耕田に約500品種、1500株を丹精して育てている。快晴の30日には午前中から客が次々訪れ、ピンクや白や黄色の、色、形、配色も千変万化の花を堪能していた。

宇都宮市、安納保夫(あんのうやすお)さん(74)は妻美紀(みき)さん(70)と初めて来た。「これほど種類があるとは驚き。どれを写真に撮ったらいいか分からないぐらい」と感激した様子で話した。

長谷川さんは「今年は新作含め100種を入れ替えた。今後さらに枝分かれが進んで花数も増え、発色が良くなる。10月下旬まで最盛期が続き、霜が降りるまで楽しめる」と話した。

入園料500円(中学生以下無料)。11月3日の最終日には1輪100円で切り花を楽しめる。場所は介護老人保健施設「もてぎの森うごうだ城」前。