野菜・果物おいしさ凝縮 畑のジェラート 58ロハスファーム“O”GANIC SALOON(那須塩原)

下野新聞
2022年5月27日

一口食べれば、味わったことがない野菜のおいしさとフルーツの芳醇(ほうじゅん)さに、きっと驚くはずだ。農産物の素材をそのまま生かした「畑のジェラート」。那須地域の新名物として名乗りを上げた。

ジェラートは、主に矢板市の「58ロハスファーム」の農園で有機栽培された野菜や果物を使用。それぞれペースト状にしたものを、県産の牛乳と混ぜて作る。希少品種のイチゴ「ロイヤルクイーン」やニンジン、葉物野菜、ローズマリーなど8種類がある。夏以降はブルーベリーやトマトのジェラートが一押し。サイズはキッズ、シングル、ダブル、トリプルの4種類。

店は那須塩原市塩野崎の那須ガーデンアウトレット内に3月オープンしたばかりで、地産地消や6次産業がコンセプト。店長小森幸恵(こもりさちえ)さん(54)らが3週間かけて試作を重ね、渾身(こんしん)のジェラートを完成させた。

野菜や果物をふんだんに使ったスムージーやクレープなどの魅力的なスイーツがそろっており、何度も通いたくなる。

小森さんは「素材本来の良さを感じてもらい、県内にはこんなにおいしい農産物があるんだともっと知ってほしい」と話している。

■メモ 畑のジェラートはキッズ300円、シングル450円、ダブル600円、トリプル800円▽那須塩原市塩野崎184の7▽営業時間 午前10時~午後7時▽定休日 なし▽(問)0287・74・5800。