茨城・牛久シャトー 赤ワイン用ブドウ収穫 醸造再開、初仕込み

茨城新聞
2021年8月21日

牛久シャトー(茨城県牛久市中央)で、赤ワイン用ブドウの収穫が始まった。同施設が醸造を再開して初めてのワインになる予定で、来年初夏ごろの販売を見込んでいる。

同施設は、敷地内計5カ所で、赤ワイン用のブドウ「メルロー」と「マスカット・ベーリーA」の2種類を栽培。8月から9月にかけて計約6トンのブドウを収穫する。

同施設は6月に酒類製造免許を取得しており、収穫したブドウを使って、再開後初めて施設内でワインを仕込む予定。今回は750ミリリットル瓶換算で約6千本分の醸造を見込んでいる。

同施設の従業員など15人が参加し、特に黒く色づいたメルローの房を丁寧に摘んだ。

収穫が始まった赤ワイン用のブドウ=牛久市中央

 

 

川口孝太郎社長は「シャトーで栽培したブドウを使ってシャトーで醸造する夢のワインが現実味を帯びてきた」と話した。

地図を開く 近くのニュース