「冷やしやきいも」新しい夏の味覚に アカギカンパニーが販売

上毛新聞
2021年8月21日

 飲食店などを運営するAkagi・company(アカギカンパニー、高崎市金古町)が売り出した「冷やしやきいも」(100グラム190円)が話題だ。鈴木茂毅社長(39)は「新しい夏の味覚として、多くの人に知ってほしい」と呼び掛ける。

 運営する食料雑貨店「包(ぐる)み商店」で、6月から茨城県産サツマイモ「旭甘十郎」を使った「やきいも」(100グラム190円)を販売。温度帯を変えながら2時間かけてじっくり石焼きした自慢の一品で、7月中旬からは冷蔵庫で半日冷やし、冷やしやきいもとして売り出した。

 同社バイヤーの大沼みずきさん(39)によると、「スイーツのような甘さ」と好評で、1日の売り上げは1万~1万5000円ほど。目玉の付いたかわいらしいパッケージも話題だという。

 やきいもと冷やしやきいもは、隣接する同社運営の「カフェ&ダイニング gurumi」でも提供している。9月中旬には焼き芋の大福も発売予定。鈴木社長は「今は茨城産だが、将来的に地元のイモでの提供を目指したい」と意欲を見せている。
(寺島努)