果物ふんだん 台湾かき氷 渋川錦光堂
上毛新聞
2020年10月4日
和菓子店の錦光堂(渋川市渋川、為谷貴士社長)は、果物をふんだんに盛り付けた「台湾かき氷」=写真=を発売した。現地で本場の商品を味わった社員が手掛けた自慢の逸品だ。
凍らせた果物をのせたマンゴーとイチゴ、自家製あんを味わえる抹茶の3種類。さらりとした舌触りの氷には果実などの味が付いており、飽きずに食べられる。全商品に杏仁(あんにん)豆腐が添えられ、食感のアクセントにもなっている。
商品は当初、来年の販売を予定していた。8月ごろに知人や関係者向けに試作品の試食会を実施したところ、「早く販売してほしい」と好評だったため、すぐに商品化を決めた。
為谷邦男専務は「単なるかき氷ではなく、冷たいスイーツのイメージ。台湾の味にできるだけ近づけた」と話している。
1000円。本店で通年販売し、テークアウトも受け付けている。問い合わせは同店(0279-22-0101)へ。