平日もきらめく オリオン通り 第1火曜は「まちなかマルシェ」 雑貨、飲食など多彩
平日のオリオン通りに来てほしい、と毎月第1火曜、オリオンスクエアで「まちなかマルシェ」が開かれている。1、2月の休止を挟み5回目を迎えた今月1日のマルシェを訪ねた。
「オリオンスクエアのリニューアルを機に(同趣旨の催しの)名称を変えて、看板も作りました」と同スクエア管理事務所の沼田梨菜(ぬまたりな)さん(23)。出店数も10程度に倍増させ、主婦層を中心に客足は伸びているという。
この日は手作り雑貨や小物、キッチンカーといった12店舗が出店した。コロナ対策で、来場者にはマスク着用と消毒液での手指消毒を求め、6テーブルの飲食席は間隔を空けてパーティションを備えている。
昼時、キッチンカーに加えてお客の関心を集めている店が。アンティーク風の手作り植木鉢などを取り扱う上松忠人(うえまつただひと)さん(62)=小山市出井=の「ちび造」だ。「自然を生かしたメルヘンチックな」(上松さん)世界観が目を引く。
東武宇都宮百貨店でアザミを買った帰りという市内の主婦(74)は「お花が好き」と花器を購入。「偶然通りがかったけれど、イベントがあると楽しいですよね」と笑顔を見せた。
こだわりの雑貨などと思わぬ出合いがある場。長引くコロナ禍だが、沼田さんは「周りのお店にもお客さまが流れていけば。状況を見ながら規模を拡大していきたい」。次回は7月6日午前10~午後3時。(問)同事務所028・634・1722。
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