感謝伝えるカーネーション 出荷作業始まる 笠間
茨城新聞
2021年4月23日
5月9日の「母の日」を前に、茨城県内でカーネーションの出荷作業が始まった。笠間市大渕のはなわ園芸(塙博光社長)では22日、朝からパート従業員約10人が出荷作業に追われた。
温室内には赤や淡いピンク、2種類以上の色が混合した複色など、色とりどりの約40品種、約3万5千鉢がずらりと並んだ。咲き具合を見ながら、傷まないように保護フィルムで花の一部を包んだ。
塙社長は「今年は天候に恵まれた。年に1度、感謝とともにお花を贈ってほしい。またコロナの状況の中だからこそ、花を見て癒やされてほしい」と笑顔で話した。
現在、1日当たり130ケース(千鉢)を出荷。5月初旬ごろまでに約3万5千鉢が茨城花き流通センターを通じて、北海道、東京、大阪など全国に出荷される。