「春の妖精」かれんに 水戸市植物公園 セツブンソウ見頃

茨城新聞
2021年2月21日

春の訪れを告げるセツブンソウが、水戸市小吹町の同市植物公園(西川綾子園長)で見頃を迎えている。大温室周辺にある花壇の一角で、2センチほどのかれんな白い花が咲きそろい、訪れた人たちの目を楽しませている。

早春、日当たりのよい落葉樹の下などに花を咲かせるセツブンソウは「春の妖精」とも呼ばれている。同園では落ち葉を霜よけにするなど寒さに負けないように育て、少しずつ数を増やしてきた。

天候にもよるが、見頃は今月いっぱいを見込んでいる。西川園長は「セツブンソウは栽培が難しく、移植に弱い。環境になじむように大切に育てているので、見守ってほしい」と話していた。

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