散策路彩るシャガ見頃 茨城県フラワーパーク

茨城新聞
2019年5月1日

石岡市下青柳の県フラワーパークで、白色のかれんな花を咲かせるシャガが見頃となり、群生する林の散策をする来園者の心を和ませている。
県フラワーパークによると、シャガはアヤメ科の多年草。今年は天候不順で生育が進まなかったため、例年の約100万株より少ない約60万株となっているが、見頃はゴールデンウイークいっぱい続くという。
シャガは、スギ林の中の散策路脇にひっそりと白い花を咲かせている。木漏れ日が注ぎ、かれんさを増した花々に、多くの来園者が足を止め、記念撮影などをしていた。取手市から夫婦で訪れた渡辺喜徳さん(64)は「これだけ多くのシャガが咲いている光景はすごい。家にあるシャガが咲くとフラワーパークのシャガを思い出す」と話した。

地図を開く 近くのニュース