ハマナス見頃 甘い香り漂う 鹿嶋の公園

茨城新聞
2018年5月1日

鹿嶋市角折の「大野潮騒はまなす公園」で、ハマナスの花が見頃を迎えている。紅紫色の大きな花びらが次々に開き、甘い香りを漂わせて来園者を楽しませている。

同公園には駐車場の西側と園内の2カ所に約3千株のハマナスが植栽されている。サクラのように一斉には咲かず、5月から6月にかけ少しずつ開花するのが特徴。同公園によると今年は春先に気温の高い日が続いたことで、例年より少し早めに花が咲き始めたという。見頃は5月末までの見込み。

ハマナスはバラ科で、北海道や東北地方など寒冷地の沿岸に多く自生している。鹿嶋市では市の花として親しまれ、同市大小志崎には太平洋側の自生南限地帯があり、国の天然記念物に指定されている。

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