群馬用水をカードに 水資源機構 水利施設PRで1万枚配布
上毛新聞
2020年11月25日
水資源機構(さいたま市)は、地域の農産物と農業水利施設をPRする「水の恵みカード」として、群馬県を流れる群馬用水のカードを1万枚発行した。同機構群馬用水管理所(前橋市古市町)、群馬用水土地改良区(同)などで1人1枚配布している。
カード(縦8.8センチ、横6.3センチ)の表面では、群馬用水を利用して前橋、高崎両市などで栽培が盛んなナスを紹介。裏面には用水の流れが赤城山麓、榛名山麓の2ルートに分かれる「赤榛分水工」(渋川市)を載せた。AR(拡張現実)のアプリを使いスマートフォンでカードを読み取ると、赤榛分水工の動画を楽しめる。
農林水産省と全国の自治体、JAなどが連携してカードが作られ、県内ではJA利根沼田も発行した(配布は終了)。群馬用水カードの問い合わせは同管理所(電話027-251-4266)へ。