稲敷稲波干拓 オオヒシクイ飛来

茨城新聞
2019年12月31日

稲敷市の稲波干拓に、国の天然記念物のオオヒシクイが越冬のために飛来している。家族で羽を休めたり、餌を食べたりする姿を、2月末ごろまで見ることができる。

同干拓は関東で唯一、オオヒシクイが群れで越冬する場所。飛来状況の確認や同干拓の環境保全などを務める稲敷雁の郷友の会によると、今年の飛来数は過去最多で、28日現在で189羽が確認された。

同会の坂本勝己会長は「ぜひこの機会にオオヒシクイを知ってもらい、いつまでも飛来する環境を守っていきたい」と話した。

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