海鮮求め年の瀬、市場にぎわう ひたちなか
茨城新聞
2019年12月31日
年の瀬を迎えた30日、ひたちなか市湊本町の那珂湊おさかな市場は正月用の食材を買い求める客でにぎわった。
市場関係者によると、例年30日は年末年始の期間内で最も混雑するといい、この日も雨の中、県内外から多くの人が足を運んでいた。各店にはサケやタコなどが並び、店員らが「さあ、いらっしゃい」「安すぎます」などと威勢のいい声を響かせていた。
小売店「新屋」の大内一範社長は「カニとマグロが人気。遠方からのお客さんもおり、ありがたい。仕入れ値をなるべく抑えたので、あとはがんがん売るだけ」と意気込む。
家族4人で訪れたつくば市の天野信子さん(68)はエビとサケを購入。「二十数年間、毎年来ている。市場の雰囲気が好きで、ここに来ないと年を越せない気持ち」と話した。
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