西武筑波店 最後の歳末商戦へ気勢

茨城新聞
2016年10月27日

つくば市吾妻の西武筑波店が26日、6階催事場にお歳暮ギフトセンターを開設、歳末商戦が本格スタートした。同店は来年2月末での閉店が決まっており、最後の同センター開設になる。出陣式で植田俊裕店長が「これまでお世話になった方々へ感謝の気持ちを込めて、お客さまに満足して帰っていただこう。みんなの力で成功させよう」とあいさつし、従業員約200人が気勢を上げた。

同センターは12月25日まで開設。県産品52点を含む計約1800点をそろえた。中心価格帯は3千~5千円。期間中の売り上げは前年比1%増を目指す。

発酵食品の「糀(こうじ)」をテーマに展開。健康志向の高まりを受け、サーモンのこうじ漬切身詰め合わせなど、こうじを使って開発された商品15種類を贈り物として提案するほか、地元の稲葉酒造(同市沼田)の日本酒「男女川(みなのがわ)」や、地元産みそなども扱う。

同店の熊倉章ギフトセンター長は「最後まで誠心誠意、お礼を申し上げながら対応させていただきたい」と意気込みを語った。

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