リンゴ狩りへどうぞ 日立 駅で配布、農園PR

茨城新聞
2016年11月10日

日立市中里地域の果樹農家などが9日夕、同市幸町のJR日立駅西口交通広場で、旬を迎えたリンゴ「ふじ」を駅利用者などに配布し、リンゴ狩りや直売のPR活動を初めて行った。

主力のふじの収穫が本格化することから企画。PR活動には生産農家や地域おこし協力隊、JA常陸、ボランティアの茨城大生など約20人が参加。果樹園マップなどと一緒にリンゴを手渡し、「食べてみておいしかったらリンゴ狩りに来てください」などとアピールした。

同地域のリンゴは葉を取らずに自然に育成させるため糖度が高く、ほどよい硬さになっている。生産者の武藤隆之さん(62)は「今年はやや大きめで、甘くて食味がよくなった」と胸を張る。

同市下深荻町の中里レジャー農園(農家27軒)では21園でリンゴを栽培。リンゴ狩りは12月中旬まで楽しめる。入場無料で1キロ600円から販売。問い合わせはJA常陸中里支店(電)0294(59)0101

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