マカロン共同開発 割烹店と霞ケ浦高同好会

茨城新聞
2016年11月11日

土浦市神立中央の割烹(かっぽう)・創作料理の「喜作」と霞ケ浦高校(阿見町青宿)の調理同好会が共同で、お菓子開発に取り組んでいる。両者は和風マカロンを作ることに決めており、同好会の生徒がアイデアを出し、喜作が製造する。27日に開かれる「フェスティバル神立2016」で販売する。

お菓子の開発は同フェスの企画の一つで、神立商工振興会会員の飲食店と近隣高校の調理部が協力し、商品を開発販売する。

両者は開発過程で、マカロンかチーズケーキを作ることに決めた。4日は喜作の嶋田玲子さんが実際にマカロンとチーズケーキの2種類を作って同校に持参。生徒はユズとクリのジャムをのせ、菓子を試食した。

生徒は「クリのジャムがおいしい」と目を輝かせ、「マカロンはなかなか作れない。変わった味なら売れそう」などと意見が出た。最終的にクリのあんを使ったマカロンに決め、包装は同好会が考えたデザインを使うことなども話し合った。

今後、喜作で再び試作品を作り、同校で試食する。フェス当日は同校がテスト期間中のため生徒は参加できないが、嶋田さんは「中身は季節ごとに変えて、今度は生徒さんが6月の文化祭でも挑戦して」とレシピ活用を呼び掛けた。

フェスは27日午前9時半から土浦市中神立町1丁目の神立第3児童公園で開かれる。

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