6次化商品PR、14日まで水戸駅 ジャム、梅干し60点
茨城新聞
2016年11月11日
茨城県内の農林漁業者らによる6次産業化商品を販売する「いばらきうまいもんフェア」が10日、JR水戸駅の改札前で始まり、駅の利用者らが足を止めて試食や購入する姿が見られた。14日まで。
改札前の特設ブースには県内の生産者やJAなど13団体が出品。お祝い袋に小分けした贈答用のコメや、クリのジャムやプリン、イチゴやブルーベリーのジャム、県産豚のレトルトカレー、果物の果汁で漬け込んだ梅干しなど約60点を販売している。
6次産業化では、商品を開発しても、販路確保が課題となるケースが目立つ。生産者が商品内容を説明するなど、消費者にじかに売り込むことで、販売拡大につなげようと、県やJR東日本リテールネット水戸支店などが協力して開いた。
無農薬栽培の緑茶を出品した長治園(常総市)の長塚文志代表(44)は「普段の販売は地元中心なので、利用客の多い水戸駅でのPRは絶好の機会」とアピールした。
県6次産業化・輸出推進室の半田貴彦さんは「県内広範囲のおいしくて珍しい商品がそろっているので、ぜひ足を運んでほしい」と話した。
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