水戸の京成百貨店 和洋菓子5店が開店 食品売り場強化へ
茨城新聞
2019年9月13日
水戸京成百貨店(水戸市、斎藤貢社長)が運営する同市泉町の京成百貨店で12日、地下1階の食品売り場に新ブランドの和洋菓子店5店がオープンした。合わせて既存店5店も改装。食品売り場の改装を強化し、新たな客層を取り込む。
新たにオープンしたのは「とらや」「資生堂パーラー」「福砂屋」「船橋屋」「両口屋是清」の5店。「坂角総本舗」や「デメル」など5店は店舗を改装し、品ぞろえを強化した。老舗和菓子店「とらや」はオープンを記念し、12日限定で「栗生菓子」を販売。用意した100個が完売した。
同百貨店は近年、化粧品売り場にボディーケアの「サボン」やメーキャップブランド「マック」といった若い世代を意識したブランドを取り入れるなどして若者の誘客を図っている。食品売り場の改装もこうした売り場活性化の一環。今後は10、11月に和洋菓子に加え、総菜でも新ブランド導入を含め改装を進める予定。同社食品部の大内達也食品2課長は「今回を皮切りに常に新しいブランドを誘致し、新しいお客さまを取り込んでいきたい」と話した。
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