水戸京成百貨店 バレンタイン商戦に力 催事コーナー2倍

茨城新聞
2020年1月28日

水戸京成百貨店(水戸市、斎藤貢社長)はバレンタイン商戦でチョコレートの販売を強化する。同社が運営する同市泉町の「京成百貨店」で31日から、バレンタイン商品を集めた催事を初めて開催し、昨年までの特設コーナーに比べて2倍に迫る約50店を展開。初出店ブランドや有名店をそろえ、集客力向上を図る。

「京成バレンタイン ショコランド」と銘打ち、7階に特設会場を設ける。商品は、チョコを積み重ねてパフェに見立てたものや、チョコや包装がダイヤモンド形のものなど見た目を工夫した逸品を取りそろえた。会員制交流サイト(SNS)に投稿しやすいようにチョコを撮影できるコーナーも用意する。

同店初出店は10店。そのうち、「セゾンド セツコ」など3店は県内に初めてお目見えする。ジャン=ポール・エヴァンやピエール・マルコリーニなど海外のパティシエが手掛けるブランドも並ぶ。北海道スイーツ特集や日替わりで1日だけ出店するブランドもある。

価格帯は500~5千円。売り上げは前年比30%増を目指す。ピークは2月14日のバレンタインデー直前の週末を含む8~11日を見込む。特設会場は14日まで。担当者は「自分でも欲しくなるチョコが必ずある。楽しみに来てほしい」と話している。

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