水戸市、6社菓子詰め合わせ 国体もてなし記念品作製

茨城新聞
2019年9月28日

茨城国体の開幕を控え、水戸市内で開催する競技に出場する選手や監督をもてなす市の記念品が完成した。市内のメーカー6社による菓子商品の詰め合わせで、市は「水戸らしい商品を味わってもらい、土産品として購入してもらえたら」と期待している。

作製したのは市独自の大会記念品3600個。縦12センチ、横18センチのパッケージに、モトヤの「吉原殿中」▽木村屋本舗の「水戸梅小路」▽だるま食品の「チョコ納豆」▽水戸納豆製造の「納豆ふりかけ」▽亀印製菓の「水戸黄門漫遊記どらスク」▽阿さ川製菓の「黄門漫遊」-の6商品を詰め込んだ。

記念品は1個当たり500~600円程度を想定して作製。パッケージには葵の御紋をデザインし、茨城国体を盛り上げるのぼり旗や参加者に提供する弁当などとデザインを統一した。

また、障害者の就労支援も見据え、パッケージの組み立てや商品の箱詰めは市内の障害者施設が行った。

市国体推進局は「できるだけ早い段階で来場した選手や監督に無料で配布し、おもてなしとしてだけでなく、気に入った商品をお土産として購入して帰ってもらえるように促したい」とPRしている。

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