青パパイア、みずみずしく 水戸で出荷始まる

茨城新聞
2021年9月13日

水戸パパイヤ栽培研究会の農家10人が栽培する水戸市産の青パパイアの出荷が始まった。作業は霜が降りる11月上旬ごろまで続き、例年とほぼ同じ2・6トンの収量を見込んでいる。みずみずしい青パパイアは、はさみを使い、一つずつ丁寧にもぎ取られた。

青パパイアは果実が熟す前に収穫し、野菜として食べる。タンパク質や糖質、脂質を分解する酵素と、ポリフェノールなどの抗酸化作用が豊富で「野菜の王様」と呼ばれる。

深谷清正会長(71)=同市鯉淵町=のお勧めの食べ方は「栄養素を生かすために生サラダとして食べる。炒めて、きんぴらにしてもおいしい」。

出荷先はJA水戸内原のめぐみ(内原)、水戸ドライブイン(加倉井町)、セイブ食彩館千波店(千波町)など市近隣の直売所やスーパー。青パパイアは1キロ600円、ドライ千切り青パパイアは20グラム432円で販売する。深谷会長は「クセがなくどんな料理にも合う。いろいろ試してほしい」とPRした。

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