「龍門カフェ」で地元の味を満喫 改修の民芸館 来月開店 カレーやスイーツ、多彩に

下野新聞
2021年3月12日

【那須烏山】龍門の滝に隣接する龍門ふるさと民芸館が、4月22日にリニューアルオープンする。これまでの観光案内所機能に加え、「龍門カフェ」を新設するのが大きな特徴だ。カフェでは地元食材を使ったベーグルや「滝カレー」などのオリジナルメニューを提供する予定で、同館を運営する市観光協会の担当者は「テラスで滝を眺めながら、ゆったりとした時間を満喫してほしい」と来館を呼び掛けている。

滝カレーは、ご飯とルーで龍門の滝を表現し、カボチャやレンコン、レタス、ベビーリーフといった地元の季節野菜で彩りを加えた。ベーグルはイチゴと生クリーム、クリームチーズを挟んだ「イチゴサンド」や、ふかしたカボチャを生地に練り込んだ「カボチャベーグル」など種類も多彩だ。

龍門の滝をイメージした「龍門サイダー」や、バタフライピーという青色のハーブティーを加えたアイスミルク、イチゴミルクなども提供するほか、初夏には新鮮野菜の直売も始めるという。

館内はフリーWi-Fi(ワイファイ)が使えるようになるため、コロナ禍で国が推奨するワーケーションの場としても活用できる。同協会の相吉澤真(あいよしざわまこと)さん(31)は「滝を見て心を癒やし、おいしいものを食べておなかも満たしてほしい。市民が日常的に利用でき、地域観光の拠点として多くの人に親しまれる施設を目指す」と話した。

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