音羽シェフがジャム認定 障害者施設の目玉商品へ

下野新聞
2017年2月10日

 【宇都宮】障害者施設を対象にした新商品開発研修会が8日、西原町のオトワレストランで開かれた。同レストランオーナーシェフの音羽和紀(おとわかずのり)さん(69)が、県内10施設の職員が作ったりんごジャムの中から、「むつみの森」(壬生町)「ふるさとジョアン」(宇都宮市)「桜花(おうか)」(さくら市)の3施設の商品を「音羽シェフ監修のジャム」と認定した。

 研修会は昨年のイチゴジャムに続き2回目。施設職員は1月に音羽さんから作り方を学び、この日は施設で作った物を持ち寄った。

 音羽さんは味や食感などを厳しくチェックし、基準を満たした3施設に証明書を交付した。今回認定されなかった7施設は、後日行われる再テストで合格すれば認定を受けられる。

 桜花の久郷恵子(くごうけいこ)さん(56)は「音羽シェフにじかに作り方を教えてもらって良い商品ができ、とてもありがたい」と喜んでいた。

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