《釣り》日立沖でライトヒラメ 初の船釣り、戸惑いも 待望のヒットは良型

茨城新聞
2021年2月13日

1月中旬、人生初の船釣りに挑戦してきた。仕掛け、防寒用具、重りなど分からないことばかりだったが、上州屋水戸店の同僚、先輩スタッフに聞いたり、ネットで調べたりして準備。竿(さお)や仕掛けをどのように動かすか、ライトヒラメ関連の動画を見て、イメージトレーニングを積んで出掛けた。

当日は午前4時半に久慈漁港へ。タックルや防寒対策を万全にして釣り船「第15大勝丸」に同僚とともに乗り込んだ。出船の時刻になり、まずは近場のポイントへ。が、そこでは無反応だったために移動。

次のポイントで生き餌のイワシにヒラメのアタリらしきものが出てきて、釣り方が徐々に分かってきた。そうこうするうちに、船中ではヒットが相次ぎ、同僚もヒット。途端に船内が慌ただしくなった。

私はといえば、アタリだけでヒットまでいかないうちに、船は次のポイントへ。すると移動直後、アタリから待望の初ヒット。なかなかの重量で、ファイトをして釣り上げると良型のヒラメだった。船中でもヒットが相次ぎ、ヒラメフィーバーとなった。

昼を過ぎると風が強まり、仕掛けが流されるなど状況が悪化。アタリが取りにくくなり、重りを60号から80号へ換えて対応した。

寒さに耐えながら最後のポイントへ。アタリはあるものの釣果を積み上げることができず、私はヒラメ3匹、アイナメ1匹、ムラソイ1匹で納竿(のうかん)となった。同僚もヒラメ3匹だった。船中では5キロ級を2匹釣った人もいて、私の獲物が小さく見えるほどだった。

2~3キロのヒラメが釣れた=日立市久慈町

 

アタリが分からないなど戸惑いもあった。ことに餌が逃げている感じは伝わってくるものの、肝心のアタリは実際に体験してみないと分からない。

重りのウエートのバリエーションを増やしておけばとか、カラー重りがあれば朝方のアタリが増えたのでは-と振り返って考えた。次回の釣行に生かしたい。幸い船酔いはしなかった。

終始イワシへの反応があったので、今月いっぱいは船ヒラメが楽しめるだろう。船釣りに興味のある方は、上州屋水戸店スタッフにお気軽にお尋ねください。(上州屋水戸店・向後泰裕)

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