あでやかひな人形、一足早く春の装い 神栖の鹿島セントラルホテル

茨城新聞
2021年1月24日

神栖市大野原の鹿島セントラルホテル新館1階のモールエリアと大階段に、約1200体のひな人形が飾られ、ホテル利用者や地域住民らを楽しませている。3月3日まで。

ひな飾りは、同ホテルが2年前から取り組む催しで、ひな人形は地域の人たちから寄付されたもの。ホテルスタッフ10人が力を合わせ、一体一体丁寧に飾り付けた。

モールエリアには、約500体のひな人形が飾られ、百人一首をする様子などが再現されている。また、1階から2階へと続く36段の大階段には、あでやかなひな人形約570体を展示。来館者は階段脇のエスカレーターから眺めたり、1階から上段に向かってカメラを向けたりして一足早い春の雰囲気を味わっていた。

ホテルを運営する鹿島都市開発の塙秀雄社長は「ストーリー性を持たせようと趣向を凝らした。90年前の貴重なひな人形もあるので、どこにあるか探して楽しんで」と話した。

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