旬の魚を味わい尽くす 毎日変わるランチメニュー 魚めし屋(小山)

下野新聞
2020年12月2日

 コンセプトは「食べ(ら)れる魚屋」。鮮魚店併設の食堂だ。営業時間はランチタイムのみ。メニューは毎日変わる。各地の港や市場から届く旬の魚を見極めて、店主石崎敬也(いしざきけいや)さん(48)がその日の朝決める。

 魚料理に刺し身の盛り合わせが付くランチメニュー(1500円程度)は6、7種類から選べる。取材当日にいただいたのはヒラメの煮付け。皿からはみ出すほどの大きな切り身は分厚く、白身はきれいでふわっと軟らかい。これだけでも満足なのに、さらにマグロなどの刺し身5点が付く。

 そしてみそ汁でも旬の魚のうまみを味わえる。大量のあらを煮込んで作るというだしは感動的。しかもお替わりできる。料理もだしも、どんな魚が出てくるかは行ってからのお楽しみ。

 運が良ければノドグロやキンメダイなどの高級魚にも会えるかも。

 すし職人を経て独立した石崎さんは「全国の仲間が協力して安くいい魚を提供してくれるんです」と胸を張る。店の合言葉は「おなかいっぱいどうぞ」。数量限定でマグロのかま焼きや丼物もある。テークアウトも可能。

 【メモ】小山市西城南5の48の2。午前11時半~午後3時(ラストオーダー2時半)。鮮魚店は午前11時~午後6時半。月曜定休。日曜は月2回ほど休み。店内食事の予約不可。テークアウトの予約は当日受け付け。(問)0285・37・7377。

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